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2018.09.10

絶滅危惧種アカウミガメの産卵地

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スタッフ名:関谷

休暇村の目の前、日本の渚百選にも選ばれる「弓ヶ浜」は、アカウミガメの産卵地でもあります。
去年は弓ヶ浜と隣の田牛(とうじ)海岸、今年は多田戸浜と田牛海岸に産卵に訪れました。(何れも伊豆急下田駅から休暇村の間にある海岸です)
アカウミガメは甲羅の長さ1メートル前後の大型で赤褐色が特徴で、環境破壊などにより世界的に個体数が減少しているとされ、環境省および国連自然保護連合(IUCN)で絶滅危惧種に指定されています。
北太平洋ではアカウミガメの95%が日本で産卵されているそうです。一度に90~130個前後の卵を産み、50~60日で孵化(孵化率は平均6、7割)しますが、子どもが成体になる確率はなんと5千匹のうち1、2匹といわれています。
※左の写真はイメージです。
この貴重な浜をPRしようと、休暇村前の休憩所に亀の形をした看板が設置されました。地元企業が寄贈し、南伊豆町教育委員会が設置したもので、先日4日に竣工式が行われました。
内容はこの地域でウミガメの研究をする東京都市大環境学部の田中教授の研究室が手掛け、ウミガメが太平洋を回遊する図や弓ヶ浜が貴重な産卵地であることを伝える文章が添えられています。
これからもそんな弓ヶ浜を大切に守っていきたいですね。
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上の写真は、昨年弓ヶ浜で孵化した時の模様です。(2017年8月24日撮影)

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