網張「モミズエロッコツェダナ」
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スタッフ名:中村龍
先週末から雲の美容室に行ってでなかなか姿を見せていなかった岩手山も昨日はすっかり冬支度・雪化粧をして現れました。
1枚目の画像は昨日の岩手山(奥・2,038m)と鞍掛山(手前・897m)。鞍掛山の少し上岩手山の6合目辺りから雪をかぶっている感じです。つまりは1,000mくらいを境に上は「冬」、下は「秋」のハーフ&ハーフといったところでしょうか(笑)
網張温泉のあたり、標高770mもだいぶ紅葉が映えるようになってまいりました!!
余談ですが、今日のタイトル「モミズエロッコツェダナ」
なんだか呪文のようですが、こちらの方言で紅葉が始まってきたときにいう言葉です。
もう少しわかりやすくすると
「モミズ・エロッコ・ツェダナ」となります。
これで何となくわかりますか?
これをいわゆる標準語にすると
「モミジ(の)色(が)・付いたな」
つまり、紅葉が進んできたなぁ、と話しかけているのです。
岩手ではかなりいろんな単語に「こ」を付けます。
「おぢゃっこ」→「お茶」
「おゆっこ」→「温泉」
「あめっこ」→「飴」
「あねっこ」→「(若いきれいな)女性」
「色」も「いろっこ」となるわけです。
これから網張より下に向かって秋が訪れ、追いかけっこのように上から冬がきます。
ぜひ、網張で2021年の秋から冬をお楽しみくださいませ。
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