みどり池にて
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スタッフ名:自然観察サポーター今泉・筒井
本日の自然観察会の途中、
カキツバタ奥の、黄しょうぶの池の端に水の動きがありました。
しばらくすると池の上に流木が漂ってきました。
… ヌートリアでした。
動かなかったので死んでいるのかと思いましたが、じきに泳ぎ出しました。
小松島には、渥美半島の先端で細々と自生している絶滅危惧種「ハギクソウ」などが展示栽培されています。
小さい草なので食べつくされてしまわないか心配です。(ヌートリアは大食漢なのです)
みどり池のカイツブリも、営巣のシーズン。
卵が無事か心配です。
さららパークでは初の目撃となったこのヌートリアですが、本来は南米の動物。
日本では戦時中の毛皮需要(主に軍用)のために導入・飼育されたそうで、
それが脱走や放逐の結果野に増えて、今や本州の西日本と香川・埼玉などで特定外来生物として問題になっているそうです。
休暇村のある田原市のすぐ隣・豊橋市でも注意喚起がされているところでした。
近隣では1か月ほど前に、休暇村から4kmほどの小川で目撃例がありまして、こんなところにもいるのだなあと驚いていたのですが、まさかさららパークで出会うことになるとは思っていませんでした。大まかには草食なので、緑を求めてやってきてしまったのかもしれません。
ヌートリアは基本的には大人しいのですが、それでも追いつめられると暴れますし、
カピバラよりも小型ですが、カピバラのような穏やかさ・のっそりさはありません。
遭遇しましたら触ろうとしたりはせずに、遠巻きに見てみてください。

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