うちの『どて煮』ができるまで
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スタッフ名:川口
お酒との相性抜群。あの『どて煮』ができるまで
東海地方を代表する料理の一つ、『どて煮』。
他所では醤油出汁で作るモツ煮を、こちらでは赤味噌を使って甘辛く仕立てます。
うちのビュッフェでも根強い人気。
今日はそんなどて煮の調理過程をご案内します。
ビュッフェ用に、量もたっぷり、時間もたっぷり
ビュッフェに出すので、量は沢山仕込みます。
一度に使用する東三河産の豚ホルモンは、10kg。
アクをとるために、下茹でして流水で3~4回、しっかり洗います。
ここからやっと本茹で。
洗った豚ホルモンと、たっぷりの水、
刻んだ板こんにゃく(こんにゃく15枚分)、
赤みそ2kg、上白糖2kgを入れて、
焦がさないようかき混ぜながら、3時間程度煮込みます。
水があらかた煮詰まって、トロッとしてきたら出来上がり。
どて煮は店によって味付けだけでなくとろみ具合もかなり違っていて、
しゃびしゃび(水分が多め)のところもありますが、うちで作るのはとろみが強めです。
完成したこちらが、休暇村伊良湖夕食「地元自慢ごちそうビュッフェ」の人気メニュー、『どて煮』。
この地方では居酒屋の定番メニューです。
特にビールや焼酎によく合います。
また、甘くて柔らかい地元のキャベツにのせて食べたり、白いご飯にのせて食べたりもします。
どちらの場合も、一味唐辛子をかけるのが一般的です。
自分にとっては地元の馴染みの味ですが、
「このどて煮の味が恋しくてまた泊りに来た」と言ってくださるお客様もいるので
この地方ならではの独特の郷土料理のようですね。
当館にお越しの際は是非、精魂込めて作ったどて煮をお召し上がりください。
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