知名度抜群!枝豆の王様「だだちゃ豆」の季節がやってくる~
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スタッフ名:加藤 加巳
庄内が誇る夏の逸品「だだちゃ豆」
夏本番というわけではないのに、気温がどんどん上がり真夏か!というくらいの気温の日が続く毎日。
夏と言えば、生ビールに枝豆!と思いつく方は多いのではないでしょうか。
ここ庄内地方には夏には欠かせない逸品「だだちゃ豆」があります。
最近は全国的にも有名になってきており、夏の山形庄内地方を代表する味覚のひとつとなっています。
「だだちゃ豆」とは・・??
だだちゃ豆とは、山形県鶴岡市郊外の白山地区で生まれた在来野菜の野菜です。
ここ鶴岡でしか栽培されない特産品です。
白山地区独特の風土が有り、この近隣は痩せた砂地でマメ科の生育に欠かせない根粒菌が好む土地とされているそうです。
休暇村がある山形県鶴岡市はだだちゃ豆が美味しく育つ特別な環境が整っていると言えるようです。
噛めば噛むほど味わいが増し、旨味と甘みが広がる美味しさで「枝豆の王様」と呼ばれています。
だだちゃ豆は山形県鶴岡市でしか手に入らない美味しい枝豆のブランド豆です。
豆の特徴としては他の枝豆より小ぶりで、豆の間が深くくぼんでいて、さやにしわが寄っていて、表面に茶色いうぶけが生えてるのが、特徴です。
「だだちゃ豆」の呼び名の由来
「だだちゃ」とは、ここ庄内地方の方言で「親父」「お父さん」という意味です。
昔、枝豆好きな酒井藩のお殿様が、城下から毎日のように枝豆を持ち寄らせ、「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いて食していたことから「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったと言われています。
だだちゃ豆を使った庄内の郷土料理「だだちゃ豆のお味噌汁」
いたってシンプルな郷土料理です。
作り方も簡単!
①だだちゃ豆をよく洗います。
②ざるに上げて水気をよく切ります。
③沸騰したお湯に入れます。
④柔らかくなるまで煮て、一旦火を止めます。
⑤味噌を入れて、ひと煮立ちさせたら出来上がり!(^^)!
ポイントは鞘の色が褪せるくらいまで煮ること♪
豆から旨味がたくさん出るため、出汁いらずで簡単に作れます。
私は子供の頃から、夏といえば枝豆の味噌汁やとうもろこし味噌汁がよく食卓に出ていたので食べなじみがありますが、県外の方は少し珍しいかもしれません。
庄内の郷土料理となっている「枝豆の味噌汁」
是非ご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。