【まもなく開山】自然崇拝の原型を今に留める貴重な神域の神社
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スタッフ名:たかはし(';')
神秘が息づく行の山「湯殿山」6月1日(土)開山祭
湯殿山神社は、古来より「語るなかれ」「聞くなかれ」という厳しい戒めのもと、本宮は写真撮影禁止、土足厳禁のため裸足で参拝する神秘的な神社として知られています。
ここで見聞きしたことは口外してはいけないことになっているため、体験したことは訪れた人だけのもの。
俗世とは切り離された神域の神社です。
◆出羽三山の奥の院 神秘が息づく修験道
「出羽三山」とは羽黒山、月山、湯殿山という3つの山の総称です。
羽黒山は現世、月山は前世、湯殿山は来世の幸福を願う地とされることから、出羽三山の旅は「生まれ変わりの旅」と言われています。
湯殿山は、標高1500m、月山南西山腹に連なる稜線の山で、月山や羽黒山で修業を積んだ山伏が最後に入る出羽三山の奥の院とされ、今もなお山伏が修行する「行場」でもあります。
湯殿山は、斜面が大きく崩れたむき出しの岩肌や、点在する大小の滝など野性味あふれる自然の特徴を活かし、滝行や御沢駈けなどの「荒行」が行われる。
仙人沢駐車場から本宮間の参道は一般車通行禁止のため、徒歩かバスをご利用いただきます。
湯殿山神社本宮参拝バス(庄内交通HP)
◆神秘的な山と湯の世界に「湯殿山参籠所 御神湯」
湯殿山神社本宮までの参道に鎮座する水の神様「丹生水上神社(にぶみなかみじんじゃ)」。
源泉温度18度の国内では稀な二酸化炭素鉱泉が湧き出ています。この二酸化炭素鉱泉が「湯殿山参籠所・神の湯」の源泉です。浴室には、天照大神の妹神と言われる「丹生都日女神(にぶつひめのかみ)」が御祭神として祀られており、やさしいパワーに溢れた神様の御神湯に入ることができます。
浴室の神棚に一礼してからお入り下さい。
< 日帰り入浴 時間 9:00~15:00 料金800円 >
神棚を設け出羽三山大神、丹生水上大神を祀った御神湯 神棚に一礼してからお入り下さい
(画像:庄交コーポレーション)
湯船は青森ヒバを用い、壁、天井等は全て御神木の羽黒杉の設え 国内では稀な二酸化炭素鉱泉が湧出
(画像:庄交コーポレーション)
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