羽黒山石段現在の状況
【五重塔】杮葺き屋根改修工事
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スタッフ名:佐藤 幸樹
雪解けが進む庄内地方。鶴岡市内は残雪は無く、春の陽気です。
休暇村周辺は、まだ多くの残雪が残っておりますが気温も暖かく、例年に比べて雪解けは早い状況です。
ご宿泊のお客様からも、羽黒山 国宝五重塔見れますか?など多くお問い合わせをいただいております。そこで、現在の羽黒山石段付近の状況をお伝えいたします。
【国宝羽黒山五重塔】杮葺き屋根改修工事のお知らせ
羽黒山国宝五重塔の杮葺き屋根が20年前の前回工事後から風雨で腐食が進んだため、令和5年(2023年)5月上旬~令和7年(2025年)春頃まで屋根改修工事を行います。
上記の期間は工事の足場や幕などにより五重塔を見ることができなくなります。この期間3・4月でしばらく見納めになります。
2023年は5月8日(月)~11月30日(木)が工事期間です。
杮葺(こけらぶき)は、屋根葺手法の一つで、木の薄板を幾重にも重ねて施工する工法。日本古来伝わる伝統的手法で、多くの文化財の屋根で見かけます。
随神門付近
随神門付近はここ数日の春らしいあたたかな天候により、かなり雪が溶けたようにも見えます。
継子坂付近 ←「ままこざか」と読みます。
雪が無く一見歩けるかな?でも杉の葉が、かなり落ちています。
継子坂を下ると残雪が。
踏み固められた圧雪です。気温が高い日も多くありましたが、なかなか溶けません。
継子坂の下は、まだまだ残雪がいっぱい
雪と国宝の五重塔。美しい光景です。工事の為、5月でしばらく見納めです・・・
国宝五重塔参拝や、石段を登ってその先へ行かれるお客様はスニーカーではなく滑りにくい登山靴や長靴が必要です。雪道が続きますので十分足元を注意して登ってください。【自己判断になります】
随神門の近くにあります、いでは文化記念館では、長靴とストックの無料貸し出しを行っています。ご入用の方はぜひお立ち寄りください。ふれあいプログラム「羽黒山石段ウォーキング」は4月後半から開始予定です!