サムライゆかりのシルク 日本の近代化の原風景に出会うまち鶴岡
明治5年(1871)、旧庄内藩士約3000年が、刀を鍬に持ち替え、大木を伐採し、苦労の末わずか58日という短い期間で100余町歩(約100ha)という広大な原生林の開墾を成し遂げた歴史持つ地「松が岡」。
蚕種から絹織物の製品化まで、一貫した工程が1つの街に集約されているという類い希な日本最北限の絹生産地が鶴岡にあります。
鶴岡シルクの中でも、「松ヶ岡シルク」は、純白で上品な輝きとしなやかな手触りをもった上質なシルクを作り上げ、有名となりました。
出羽三山を巡ることは、江戸時代に庶民の間で「生まれ変わりの旅」として広まり、地域の人々に支えられながら、日本古来の、山の自然と信仰の結びつきを今に伝えています。羽黒山の杉並木に包まれた石段から始まる旅は、訪れる者に自然の霊気と自然への畏怖を感じさせ、心身を潤し明日への新たな活力を与えます。
出羽三山地域は、海外のお客様も注目する大人気の観光スポットです。