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2024.11.11

お待たせしました越前がに。2日遅れの初競りに行ってきました。

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スタッフ名:野口新之介(カニシーズン開幕)

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11月6日の越前がに漁解禁後、悪天候の為、出漁を見合わせていました。休暇村越前三国でも7日・8日に越前がに料理でご予約いただいていたお客様には、かにをご用意できず大変申し訳ありませんでした。

天候も落ち着き、解禁から2日過ぎた11月8日、県内で初競りが行われました。三国港の競りは、夕方18:00から。競り人の威勢よい声が飛び交う漁港へ行ってきました。
三国漁港は、えちぜん鉄道三国港駅のすぐ目の前。夏の三国花火大会の際には臨時列車も運行され、大変混みあいますが、普段はレトロな駅舎のある静かな無人駅。三国芦原線の終着駅でもあります。
夕暮れの三国港。漁船から次々とカニが降ろされます。水平線に沈みつつある夕陽と漁船、港の灯りがキラキラと幻想的。さぁ、いよいよカニシーズンの幕開けです。
ずらりと並んだ越前がに。かに・かに・かに・・・と見渡す限り、市場の床には越前がにが並びます。競りが始まる前から、競り人の方々が品定めしておられました。
18:00。まずはメスのセイコガニが競りにかけられます。そしてオスの越前がにへと移ります。初競りということで、新聞社、テレビ局などメディアが多く来られていました。
サイズの大きいものは、高い台の上に位置を変えて競られます。トロ箱1杯毎に値段が付けられ、一番高い額を提示した人が購入します。具体的な値段を書くのは控えますが、初日ということもあってビックリ価格でした。
休暇村の越前がには、田島魚問屋さんに競ってもらいます。たくさんの越前がにを競り落としていただきました。信頼の目利きで、長年のお付き合いのあるパートナーです。
11月9日、当初より2日遅れてはしまいましたが、休暇村越前三国でも越前がに料理をご提供することができました。お客様をお待たせしてしまい、ようやくの思いでのご提供です。
福井県水産課によると、初競りに出されたオスの越前がには県全体で7,600匹、メスのセイコガニは90,000匹だったとのこと。今後も天候に恵まれて、安定した漁ができることを祈るばかりです。

休暇村越前三国の越前がに料理は、来年3月21日まで。越前がにを浜茹でした状態で仕入れてご提供する「かに尽くしコース」「少量ミニかにコース」、活きた状態で仕入れて、食事時間にあわせて茹でてご提供する「極魅コース」があり、各コースとも越前がに本来の美味しさを大事にして、お客様をお迎えしたいと思います。

【過去ブログ】三国漁港・セリを見て感じたこと

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