福井県・三国町の観光に関係する白い塔 -東尋坊気象レーダー-
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スタッフ名:杉森
こんにちは!
MLBのワールドシリーズが始まりました。朝中継の為、リアルタイムで見ることが出来きませんでしたが、ドジャースがまず1勝しました。このままの勢いで一気に行ってほしいものです。国内では日本シリーズも始まり、大洋ホエールズ時代からのファンとしては、是非下克上を成し遂げてほしいと思う今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
スタッフの杉森です。
今回ご紹介するのは、"福井地方気象台東尋坊気象レーダー観測所"です。
休暇村越前三国の近くに白い綿帽子みたいな塔が立っています。この塔のレーダーは最大半径400Kmをカバーでき、石川、富山など北陸地方の広い面積を測定できるものになっています。
"福井地方気象台東尋坊気象レーダー観測所"は、アンテナから出した電波を雨雲や雨、雪の粒にぶつけて跳ね返ってくる時間を計ることで、雨の強さや雨雲の動きを観測し、地域気象観測システム(アメダス)のデータなども併せて活用することで、雨や雪の予想にも役立っています。全国に20基ある気象庁が管理するレーダーの1つです。
"福井地方気象台東尋坊気象レーダー観測所"の歴史
観測所は1964年12月に完成。前年の三八(さんぱち)豪雪をきっかけに、北陸地方の気象状況の観測体制を強化するために置かれた。以来、レーダー塔やアンテナの改修を重ねて、現在は五代目。2020年11月から使用されています。
近年アンテナからの電波が水平方向に加えて、垂直方向にも出せるようになり、雨粒の大きさが正確に分かるほか、固形の雪やひょうなど降ってくるものの種類も推定できるようになりました。この「二重偏波レーダー」は東京に次いで全国二番目の早さの更新だったそうです。
ちなみに、レーダー塔内部の6階建ての階段を上がると、高さ約23mにあるアンテナを保護する球体「レドーム」にたどり着き、「レドーム」を合わせると観測所の高さは約30mにも達します。
今回のご紹介は以上になります。中に入ったり、昇る事は出来ませんが、夕方は白いタワーに夕陽が映り込み、綺麗な景色が広がります。休暇村越前三国にお泊まりの際には、散歩がてら見に行くことをお勧めします。是非行ってみてください。
"福井地方気象台東尋坊気象レーダー観測所" 坂井市三国町陣ケ岡17-3 休暇村越前三国より徒歩約5分