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2024.05.13

ふくい木材和室 コラボ企業のセルフネン社についてご紹介します

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スタッフ名:野口新之介(福井の技に感心)

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2024年1月にオープンしました「ふくい木材和室」。こちらのお部屋は坂井市丸岡町の株式会社セルフネン×休暇村のコラボルームです。全部で6室あるのですが、単に部屋が綺麗になったというだけでなく、実はこの部屋には福井のものづくり技術がギュッと詰まっております。
先日、セルフネン社の工場へ行ってきました。セルフネン社についてと、「ふくい木材和室」にどのような技術が施されているかをご紹介いたします。
工場は坂井市丸岡町山竹田地区と呼ばれる山中にあります。周囲は山に囲まれ、綺麗な川沿いの林道を丸岡町の市街地から約20分走った場所にあります。色々な動物が顔を出しそうな雰囲気です。
セルフネンは日本初の不燃木材(燃えない木材)を開発した企業です。凄い技術の工場が同じ市内の山奥にあったのは知りませんでした。外観からは最新技術感が漂ってこないところも、その振り幅に味があります。
中をご案内していただきました。こちらは大きな丸太をサイズ毎にカットする電動ノコギリの大きなタイプです。ベルトで木材が流れて、ノコギリを通過してスライスされる仕組みです。
こちらはカットした木材に圧力をかけて、防腐剤を木材自体に注入し浸透させています。これにより木材の耐久性がグッと増すとのことです。
カットした木材の端材(⽊っ端)がたくさん倉庫に積んでありました。
薪にしたり⽊質バイオマスエネルギーにしたりしているのですが、これを客室のルーバーに活用しております。
そしてセルフネンの最も凄い技術が木材の不燃加工。専門の薬剤を施し、燃え広がらなくする特殊技術です。
休暇村のふくい木材和室の壁には不燃木材を加工する際に出る木くずを粉にしたものを塗っております。
セルフネンの事務所内には不燃加工の施工例が紹介されていました。
木材だけでなく紙に加工することもできるそうで、障子をバーナーで焼き付けても燃え広がらず、この程度に納まっています。
ふくい木材和室の床部分は、県産杉を利用して木のぬくもりを感じてもらえる仕様としています。畳やクロスの色も壁とコーディネートし、家具も新調しました。
この客室のオープンは「TEAM坂井・ALL坂井の実現」を掲げ、休暇村からセルフネン社に依頼したものです。地元の素材×地元企業の技術でコンセプトルームを作りたいとオファーしたことで、プロジェクトが実現しました。客室には、福井県産の木質建材ロスや、不燃木材の端材からできた「燃えない木のぬりかべ」など、サスティナブルな素材がふんだんに使用されています。単に「お部屋が綺麗になりました」というだけでなく、様々な技術や素材、思いが詰まっているお部屋というのが少しでも伝われば幸いです。
 

セルフネン社についてはこちらもご覧ください

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