福井の郷土料理「たくあんの煮たの」
356 view
スタッフ名:橘高
みなさま、こんにちは。
いつも休暇村越前三国のスタッフブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
「たくあんの煮たの」は、福井県で古くから親しまれている郷土料理です。収穫された大根を保存するために、秋から暮れにかけて漬けられる”たくあん”は、次の年にたくあんをつける頃には古漬けとなり、酸味が出てきます。それを塩抜きして、出汁や醤油、唐辛子などで味付けをしたものが「たくあんの煮たの」です。
温めても冷めても、味が落ちずに美味しく食べられ、福井県ではもっともポピュラーで、家庭でよく食べられている郷土料理です。
甘辛い味わいで、ご飯のおかずや酒の肴として人気があります。
「古たくわんの煮たの」や「たくわんの炊いたん」と呼ばれるほか、そのままでも食べられる”たくあん”にひと手間かけて作られているため「贅沢煮」などとも呼ばれています。
ご家庭でも作ってみませんか?
【材料】(大根2本分)
・古たくあん 2本
・醤油 大さじ4
・みりん 大さじ4
・砂糖 大さじ3
・鷹の爪 1本(お好みで)
【作り方】
①たくあんは薄切りにする。
②鍋にかぶるくらいの水(上記外)とたくあんを入れ、何度も水を替え、柔らかくなるまで煮る。
③醤油、みりん、砂糖を加えてさらに10分ほど煮る。
④鷹の爪を加えてさっと煮たら完成。
休暇村の朝食ビュッフェにも並んでいます!
福井の味をぜひ召し上がってみて下さい。