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2023.06.07

織田信長ゆかりの地はパワースポット? 「劒神社」

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スタッフ名:杉森

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こんにちは!
いきなりですが、皆さんは6月4日の夜何をしていましたか?
この夜は、2023年上半期最後のいて座の満月、「ストロベリームーン」が起こりました。
「ストロベリームーン」とはアメリカ先住民のあいだで、この時期に苺の収穫をすることに由来します。月が出てすぐの時間帯、つまり地平線や水平線に近い場所では赤っぽく見えることがあり、これも相まって「ストロベリームーン」と言うそうです。実際にアメリカの大きな何も無い土地で、こんな満月を見てみたいと思っている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
スタッフの杉森です。

今回は「劔神社」、別名「織田明神」の歴史をご紹介したいと思います。
劔神社の創建は、遥か北に仰ぐ座ヶ岳の峰に素盞嗚大神を祀り、”劔大神”と称えたことに始まります。神功皇后摂政の頃、第十四代仲哀天皇の第二皇子忍熊王は、劔大神の御神威を頂き、この地方を治めることができたことを感謝し、現在の地に社を建て〝劔大明神〟と仰いだと伝えられています。中世以降は、朝倉氏を始め武将の崇敬も厚く、特に織田信長公は氏神と崇めて、格別の信仰をもって神領を寄進するなど、神社を保護しました。江戸時代の末には、伏見宮家の御祈願所と定められ、拝殿の御寄進をいただき厚い尊崇をうけて今日に至っています。越前国二の宮として一の宮の氣比神宮と共に、福井県民はもとより県外の方々からも篤い信仰を受けている神社だそうです。
 
-武門武将の崇敬-
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小松建勲神社… 平重盛は小松殿と申し、忠義に厚い武将だったそうです。焼失した劔神社の社殿の復興を行うと共に、広大な土地を寄進し、深く信仰しました。それを称え神霊としお祀りしたそうです。また、織田信長は先祖が劔神社の神官で、その子孫であることを自覚し手厚く保護し、千四百九十石を寄進して領民を安堵しています。柴田勝家は、免許状をだし、織田信長を氏神様として信仰したそうです。
-広大な境内には数多くの見どころ-
見どころ① 劔神社本殿(つるぎじんじゃほんでん)
千鳥破風大瓶束裏の墨書から、寛永四年にはその存在が確認されています。屋根は柿葺の入母屋造で、正面に千鳥破風や唐破風をもつ屋根の姿は見事で、「織田造」と称されています。
見どころ② 劔神社拝殿(つるぎじんじゃはいでん)
現在の拝殿は弘化四年に建立されたもので、文政十年(1827年)に劔神社が伏見宮家の祈願所になった機縁によります。
見どころ③ 織田神社(おたじんじゃ)
見どころ④ 庚申宮(こうしんぐう)
見どころ⑤ 水木稲荷神社(みずきいなりじんじゃ)
見どころ⑥ 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
導きの神、猿田彦大神を祀る。辻区が社守するお社で、愛称はおこしんさんと呼ばれ地域の人々に親しまれています。
見どころ⑦ 織田一族発祥地碑
その他にも数々の見どころが。薬師神社、奇稲田媛神社、忠魂社、旧神前院護摩堂、天満宮などがあります。

-何か感じるパワースポット(個人的に)-
二か所ありました。↓
劔神社北側の入口。何故か入る時に背筋が伸びる感じがし、中に入ると綺麗な緑の中で心洗われる感覚がありました。
拝殿右横手にあるご神木。緑の中に真っすぐ、立派にたっており、吸い寄せられる様に近づき、時間をわすれて見とれてしまいました。そして何故か悪い物が出て行くような気がしました。
今回はご紹介は以上になります。
名前は聞いた事はありましたが、実際行ってみるとかなり広い境内に、いくつもの神社、石像(見ざる、言わざる、聞かざるはお気に入り)があり、罰当たりですが楽しめました。それに綺麗な緑と巨木に囲まれながら鳥の鳴き声を聞くと、俗世間を忘れられる気がします。また、近くに文化歴史館もあり、一日のんびり過ごせそうなので、是非一度行ってみて下さい。お勧めです。勿論、休暇村越前三国もお勧めです。

「劒神社」「越前町織田文化歴史館」 福井県丹生郡越前町織田金栄山 休暇村越前三国より車で約100分

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