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2019.11.19

三国漁港・セリを見て感じたこと

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スタッフ名:野口新之介(高値にビックリ)

漁港でのセリというと朝早いイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、その時間帯は漁港によってまちまちです。
三国漁港は漁場が近いので、夜中から早朝に漁船が出港し夕方に船が帰港します。
三国漁港ではセリは18時より行われます。
先日、三国漁港で越前ガニのセリを見学してきました。
 
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セリの仕組みは漁師が収獲したカニなどを漁協で仲買人が値段を競い合い、最も高値を提示した仲買人に売るシステムです。
私を含めて仲買人以外が直接セリに参加して購入することはできません。
付け加えると三国漁港は観光セリ市ではないので、セリの場に勝手に入ることも禁止されています。
今回は休暇村で魚介類を仕入れさせてもらっている「田島魚問屋」さんの近くで特別に見学させていただきました。
17時頃、セリが始まる前に仲買人が並べられたカニを品定めしていました。
各業者、数人で真剣な表情で相談していました。
越前ガニのセリですが、漁港なので当然ながらカニ以外も並べられます。
この日はカレイ、タコ、ガサエビ、梅貝などが水揚げされていました。
18時、セリが開始。
真ん中の腕を伸ばしている方がトロ箱一杯の値段を大きな声で叫びます。
帽子をかぶった人たちが仲買人。
最も高額を提示した業者の名前が大きな声で呼ばれます。
サイズの大きなカニは場所を変えて、高い台の上でセリが行われます。
仲買人の値段の提示は片手の指で暗号の様な動きをしていたのが印象的でした。
セリ落とされたカニは次々と自社のトラックに運び込まれます。
漁港にびっしりと並んでいた魚介類は1時間も経たないうちにすべて無くなってしまいました。
こうして休暇村をはじめホテル、スーパー、土産物店などに出荷されていきます。
なかなか普段見ることができない場面だけに貴重な機会でしたし、プロフェッショナル達の仕事を間近で見ることは自分の仕事への刺激にもなりました。

セリが終わって、ふと考えました。
売れ残ることって無いのだろうかと。
田島魚問屋さんに聞いてみると、「無い」との回答でした。
浜値が安くなることはあっても全部誰かが買うとのことでした。

今回は越前ガニの価格がとても高騰していることにビックリでした。
具体的な値段をここに書くのは控えますが、需要と供給によって値段が変動するというマーケット感覚を身体で感じた1日でした。

今シーズン、まだカニを食べてはいませんが、毎日見ているせいか、なんとなく食べた気分になっています。

 
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