えちぜん鉄道大好き日記~アテンダントさんの存在~
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スタッフ名:野口新之介(えち鉄大好き)
福井では稲穂が実り、車窓から美しい田園風景が見られる季節になりました。
そしてようやく涼しくなり、行楽の秋らしくもなってきました。
えちぜん鉄道大好き日記では、これまで「えち鉄」を様々な視点でご紹介してきましたが、えちぜん鉄道にはアテンダントと呼ばれる女性乗務員がいることをご存知でしょうか。
日中の各電車に乗車され、車内での切符販売や観光案内、年配者や身体が不自由な方の乗降補助など、接客業務を行なっています。
残念ながら通勤時間帯や早朝、深夜にはいらっしゃらないようですが、アテンダントさんは「えち鉄」を語るには絶対外すことのできない存在なのです。
一般的な車掌とは異なり、発車時のドアの開閉や出発合図などの列車を操作する業務はされません。
えちぜん鉄道ではこれらは運転士が行っています。
元々は無人駅対策の「苦肉の策」だったらしいのですが、人と人のつながりが好評でローカル鉄道としては珍しく利用者が年々増加しています。
車社会の福井では、都心と違って高齢で車の運転を止められた方は本当に不便だと思います。
そして冬には雪が降ります。
そんな方にとって列車というのは生命線で、そこにアテンダントさんの存在というのは頼もしいですよね。
住民ではなく観光で来られた方も、観光案内などもありがたいですが、なによりにこやかな笑顔が旅の思い出になりますね。
今回ご紹介したアテンダントさんの画像は、えちぜん鉄道より拝借しました。
アテンダントさんに声を掛けると写真を撮らせてくださるそうですが、恥ずかしくて断念の連続です。
そんなアテンダントさんが、昨年映画化されました。
横澤夏子さん主演の「えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました~」です。
残念ながら映画の上映は終わってしまいましたが、DVD化されています。
詳しくはえちぜん鉄道までお問い合わせください。
えちぜん鉄道のHP
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