旅行記

2019.09.14

日本百名山の「荒島岳」に登ってきました!

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スタッフ名:山ボーイ?浅野

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8月末に「24時間テレビのチャリティーマラソン」を見ていたら感動してしまいました。
素直で影響を受けやすい私は、“この夏、何かを成し遂げたい!”“何かにチャレンジしたい!”との衝動に駆られ、6月に新刊で出たとき買った笹本稜平氏の山岳小説「K2 復活のソロ」をちょうど読んでいたこともあって、“久しぶりに山へ登ってみよう!”と思いつきました。ということで、今回のブログは、いつもの“三國湊をゆく”を休載して、〝大野富士(写真①)”こと福井県で唯一の日本百名山である「荒島岳(1,524m)」の登山レポートです。

今回の登山コースは「日本百名山」の著者・深田久弥氏が登った“中出(ナカンデ)ルート”です。
荒島岳登山のメインルートは“勝原(カドハラ)ルート”で、私も15年前に勝原ルートで登ったことがありますが、登山道が急登であまりにしんどい思いをした経験があるのと、2年前に中出ルートの駐車場とトイレがキレイに整備されたときいていたので“中出ルート”で登山してきました。

坂井市三国町から、荒島岳登山口がある大野市まではクルマで1.5時間です。中出駐車場にクルマを停めて、登山届を書いて6:45に歩きはじめました(標高460m、高度計付腕時計プロトレックによる計測)。しばらく林道を歩き、伸び始めたヤブこぎをしていくと、ブナ林の登山道に入ります。まるで新緑のようなグリーンが爽やかなブナ林の中を快調に登っていきます(写真⑤)。ブナ林を抜けると、荒れたガレ場やクサリ場の登山道もありましたが、途中で登山道をはずれて「小荒島岳(標高1186m)」の山頂を踏んでいきました(写真④)。小荒島岳山頂は強風で、荒島岳は白いガスに覆われていました。勝原ルートとの分岐(写真③)を超えると、山頂までの最後の難所「モチガカベ(写真②)」が見えてきます。写真のように荒島岳山頂は白くガスっていて、山頂から下山してきた登山者3組がすれ違いざまに、“山頂は真っ白で何も見えなかった・・・・・”とか“山頂は風が強くて、寒くて・・・・・”とか、これから山頂を目指す私に余計なことを言ってくれます。とはいえ、無事に荒島岳山頂に11:00に登頂を果たしました。何も見えないな・・・・・・と思っていたら、少しずつガスが薄れてきて北アルプスの乗鞍岳がうっすら見えました(写真左下↓)。登頂記念撮影はもちろん霊峰・白山がバックにあるはず・・・・・でした。(写真右下↓)。
荒島岳は1523.5mと低いのですが、バラエティにあふれた(けっこうハードな)登山でした。
2年ぶりの登山で大汗をかいて百名山を満喫しました!

※山行データ
  6:45 中出駐車場(駐車35台、登山届ポスト・水洗トイレ・湧水・水場・自動販売機あり)
  11:00 荒島岳山頂(標高1523.5m)
  11:30 山頂下山開始
  14:30 中出駐車場 
  歩行距離片道約6.0km(登山約4時間、下山約3時間)
荒島岳山頂から北アルプスの乗鞍岳が見えました!休暇村乗鞍高原はあの辺りかな?
登頂記念写真・・・・・白山が背景にあるはず・・・・・ですが真っ白で残念!

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