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2020.11.29

だいせん登山道の最新情報~夏山登山道と三平山~

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スタッフ名:久保昌之

11月25日の大山夏山登山道と大山山系の三平山の最新情報

11月も終わりなので
本来は初冬ですが、
まだまだ暖かくて晩秋という
表現がぴったりします。
では晩秋と初冬はどの時期で
使い分けるかというと、
実は正確な定義というのは
ないようです。

一応11月7日の立冬から
12月6日の大雪の前日までが
初冬といわれる場合が
多いようですが、
年によって暖冬とか寒冬とか
ばらばらなので、
体感、植物の変化、気象現象
などで判断するようです。
ちなみに今年は紅葉の時期が
およそ1週間から10日ぐらい
ずれ込んだようです。
 
大山の山頂の様子ですが、
25日のお昼ごろで3℃、
微風で冷たい北風でした。
山頂避難小屋は水洗トイレは
凍結するので閉鎖中。
非水洗が1ヶ所使えます。
建物内の照明は
もちろんありませんので、
天候の悪い時は必ず
ヘッドランプをザックの
天蓋部分に入れて、
すぐに取り出せるように
してください。
 
登山道の危険ヵ所はありません。
早朝などは8合目から上の
木道が凍結しますが、
雪がないためにアイゼンなどは
できるだけ使用しないでください。
新しくなった6合目避難小屋には
携帯トイレの
使用ブースがありますが、
キットはありませんので、
各自でお持ち下さい。
装備については
暖かい日が続いているとはいえ、
大山においてはすでに冬山に
なっていますので、
いつ気温が下がって積雪が
あるかもしれませんので、
気軽な装備ではもう無理です。
冬山装備でお願いします。
特にお子さま連れでは
危険ですのでご遠慮下さい。
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大山山系のひとつ、
三平山(みひらやま)の情報ですが、
標高1010mと低い山ですが、
ここの特徴は山頂付近には
大きな木がなく、
日本海から蒜山三座まで大山山系が
すべて見渡せることです。
登山道もきれいに整備されており、
特に今の時期は
ブナの葉とかカラマツの葉の
カーペットが実に見事で
歩いていても柔らかくて、
いかにも秋の山を歩いている
雰囲気が感じられます。
登山口には道路の両側に
合計で15台ほどの
駐車スペースが作ってありますし、
東屋とかトイレもありますので、
のんびり登る山としては
いい山だと思います。
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また全国各地の山の現在の様子など
「山と渓谷社」のHPヤマケイオンライン
https://www.yamakei-online.com/
をご覧ください。
また無料の会員登録をすると
大山付近に関しては
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