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2020.09.21

【星取県】先取り10月の星空情報~火星とお月様~

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スタッフ名:杉村康之

2020年10月の星空・惑星

10月に入ると、日の入りの時刻が
日を追うごとに早くなっていきます。
今年の中秋の名月は10月1日で、
翌2日が満月となります。

6日には真夜中の空で
存在感を放っている
火星が地球に最接近となります。

14日頃にはくじら座の
変光星ミラが明るさの極大を迎えます。

22日、23日には日の入り後
南の空に見えている木星、土星に
月が近づきます。

31日は10月2回目の満月
31日の満月は、今年、
地球から最も遠い満月となります。

ひときわ目をひく赤い星 火星を観測

画像1
画像2
アストロアーツさんより引用致しました。
2020年10月6日、約2年2か月ぶりに
火星と地球が最接近します。
約6210万kmまで近づく
“準”大接近となります。

肉眼では2021年1月ごろまで
夜空で明るく見える姿が見る事が出来ます。
火星が星座の中を動いていく様子を
追いかけてみませんか?

最接近の前後は天体望遠鏡で
火星の模様が見やすくなります。
この夏~秋は木星・土星と共に3惑星を
観察するチャンスとなります。

星は地球との位置関係(距離)によって
明るさが大きく変わる惑星です。
今シーズンの火星は2020年6月上旬から
2021年1月上旬までの約半年間、
マイナス等級で(いわゆる1等星よりも明るく)輝きます。

10月6日の地球最接近の前後には
木星よりも明るくなり、
宵空に見える天体としては
月を除いて最も明るくなります。

また、今シーズンの火星は
「みずがめ座」から「うお座」
のあたりに位置していますが、
このあたりの領域は
明るい星が少ないため、
火星の存在感が際立ちます。
特徴的な赤い色も目印となるので、
街中でも簡単に見つけられます。
火星に関するマメ知識 ~赤い大地~
太陽系で地球の1つ外側を公転している火星は、
大きさ(直径)が地球の半分ほどしかない、
水星に次いで小さい惑星です。

表面の大部分を占める平原が
酸化鉄(鉄さび)で覆われているため、
火星は赤っぽい色に見えます。

海と呼ばれる暗い部分や、
長さ3000km深さ8kmに及ぶ
太陽系最大級の峡谷「マリネリス峡谷」、
周囲と比べて27kmも高い
太陽系最大級の山である「オリンポス山」
といった地形もあります。

両極部分には水と二酸化炭素の氷でできた
極冠(きょくかん)があり、白っぽく見えます。
極冠の大きさは火星の季節変化に応じて変化し、
夏には小さく、冬には大きくなります。
探査機バイキング1号が撮影した火星。
中央やや下にマリネリス峡谷が伸びている
(クレジット:NASA / USGS)。

今年2020年の場合、中秋の名月の日は10月1日

画像1
アストロアーツさんから引用
身近な天体である月は、
古くから人々に親しまれている身近な天体ですが。
とくに天保暦(旧暦)八月十五日の月は
「中秋の名月」として有名で、お月見をする習慣があります。
暦の関係で、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限りません。
2020年は10月1日が「中秋の名月」で、
満月の日の前日ですが、ほぼ真ん丸に見えます。
澄んだ夜空に浮かぶ名月を眺めてみましょう。

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