郷土芸能「下蚊屋の荒神神楽」を見よう!!
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スタッフ名:杉村康之
9月30日は神楽を見よう!! ときめき芸術祭開催中
県下唯一の県指定文化財神楽 備中系を伝承する下蚊屋神社
休暇村奥大山より車で10分ほどの「下蚊屋(さがりかや)」集落
大山道の宿場町として古くから歴史あるこの地区に、
江戸時代末期より伝承される「神楽」を特別講演頂きます。
日程は9月30日(土曜日) 講演開始19:30~となります。
※日帰りでのご観覧は頂けません。ご宿泊者のための限定講演となります
下蚊屋の荒神神楽(さがりかやのこうじんかぐら)の歴史
江戸時代末期に、下蚊屋集落と隣接する美作・備中地方との交流の中で備中神楽として伝わった。下蚊屋集落に住む「木地師」によって神楽面が作られ、農閑期の伝統芸能として定着した。明治期に入り集落の小椋清氏を中心とした青年層によって社中が結成され、下蚊屋の郷土芸能「下蚊屋の荒神神楽」として確立した。祖先から伝わる宝刀二振と手鏡三個を売り払い、神楽の衣装や道具を買い求め、師匠と台本を備中に求めたという。江府町内にはいくつかの社中があったが現在は精力的な活動はしていない。茅葺職人が江府町滞在中伝えたともいわれる(話者談)スサノオの衣装は修繕なし40年近く使用しており鳥取県内で最も古い神楽といわれる。
※鳥取県伝統芸能アーカイブスより引用
演目詳細
娯楽の要素を多く含んだ神楽舞神官のようないでたちの神楽太夫が数人で神事を行うと「猿田彦の舞」など神事色の濃い舞踊を2、3番舞う、続いて演じられる「神能」のいくつかは荒神神楽の中心演目「杵築」と「八重垣」はその双璧、名高い出雲神話を題材にしており、わかりやすく演劇的な構成になっている。
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