シカトリビアその1
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スタッフ名:梅林
茶臼山といえば
みなさま、いつも休暇村茶臼山高原のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます!
早速ですが、ここ茶臼山高原と言えば、そう、「シカ」です。
近年全国的に増えているシカは、当館のレストランから日中に見える日が多々あります。
そこで今回から不定期で、「シカ」にまつわる豆知識ぽつぽつつぶやいていきたいと思います。
本日は「角」
まずシカの仲間(トナカイ以外)は、オスにのみ角が生えます。その角は1年ごとに生え変わります。日本には北海道の“エゾシカ“、本州の”ホンシュウジカ“、九州の”キュウシュウジカ“など計7種のニホンジカが生息しています(茶臼山高原周辺で見られるのはおそらくホンシュウジカ)。これらのニホンジカは大体、3月頃角が落ち、4月頃新しい角が生えてきます。
実は、オスが持つ角は時期によって呼び名と構造が異なっています。オスジカの繁殖期である、秋ごろから冬の終わりにかけては「枯角(かれづの)または枝角(えだづの)」と呼ばれる角が生えています。よくシカの角でイメージされるあの角です。
角が落ち新しく生えてくる春頃から秋前までは「袋角(ふくろづの)」と呼ばれる角が生えています。
この「袋角」についてはまた次回のブログまでお待ちください…。
そんな当館では、夜はほぼ毎日(ご参加のお客様がいらっしゃる限り)、体験プログラムにてシカツアーを開催しております!
ロビーにある体験プログラムの案内看板の横には、茶臼産の角を展示しています!お越しの際にはぜひ、触ったり写真を撮ったりしてお楽しみください。
今回は文字が多めのブログとなってしまいましたが、次回から写真やイラストも交えていきたいと思います。