休暇村茶臼山高原のブログページです。

近くにある休暇村が誰も行かないので行ってみました！シリーズ②

あのオーナーシェフによる「究極の定食」とはいったい・・・

長野県小谷（おたり）村。栂池高原スキー場から車で約5分。

塩の道「牛方宿」にそのレストランはあります。

牛方宿（県宝旧千國家住宅）横の駐車場を利用して歩くこと少し。

見えてきました。立派な古民家レストラン【ながの】

2023年7月にオープン

築140年以上の古民家をリノベーションしたレストラン

村が取得、住民と協議し約1億2千万円をかけてレストランに改修

ランチの店名は【ながの】。メニューは「鮭定食」のみ。

ディナーの店名は【NAGANO】。こちらもコース1種のみ。

天井が高い！！古民家好きにはたまらない店内・・・

サービススタッフさんの好意で2階に案内いただく。茅葺の屋根。

通気性が大変よく、隙間風が入ってきます。エアコンがないため、

夏は暑く、冬は寒いそうです。季節の変わり目が良さそうです。

食事に来たのを忘れてしまうくらい魅力的な建物。

テーブルや椅子は広島「マルニ木工」。独自の木工加工技術で有名

デザインと座り心地も良く、快適な食事を楽しめる環境・・・

いよいよ、「鮭定食」とご対面・・・

まず目に飛び込むのは、この「銀鮭」。

定食の主役であるノルウェー産の銀鮭は、フレンチの技法を用いて

前日から時間をかけて皮を乾燥。フライパンで皮目をじっくり

焼き切ったあと、繊細な温度コントロールのもとオーブンで火入れ

皮目はパリッパリ！！身はフワフワ＆ほろほろに崩れていく。

切り身に箸を入れた瞬間の感動。言葉にならない…

中はレアな焼き加減でしっとり。こんな銀鮭…食べたことない！！

人生史上一番おいしい銀鮭だ…ぜひ皆様味わっていただきたい！！

炊きたてのご飯は、小谷村産の新米「ゆめしなの」

極限まで水分量を減らしたこだわりの炊き方で、

甘味と旨味を最大限に引き出しています。

このご飯だけでも、箸がススム。とにかく旨い。ただ、それだけ。

ごはんは嬉しい、おかわり自由！！お腹が許す限り食べてしまう！

最後には「出汁」と「薬味」も出していただけます。

鮭の切り身を少し残しておき、「鮭茶漬け」で〆られます。至福。

地元食材にこだわる季節の小鉢も全ていい仕事してます。旨し！！

調味料にもこだわり。やまつ辻田【極上七味】。

甘めの白味噌とん汁にこれがまた、合う。香り高く美味しい七味。

せっかくなので「自家製ミルクジェラート」を追加。後味すっきり

小菓子「小さなそば粉のフィナンシェ」でお食事終了。

あっという間の60分。メインの銀鮭だけでなく、飯・汁・おかず

全てがハイクオリティ。ここまでの味とは・・・

このご飯や銀鮭だけでも、食べにくる価値あり！！

今年上半期、世の中を騒がせたあのシェフ監修の店ということも

あり、違う意味でも注目を浴びてしまった当店。

しかしここで働くスタッフの皆さんは全員移住をされており、

腕をふるうシェフも元々長野県出身とのこと。

店内の雰囲気が良いだけでなく、サービスの姿勢も良く、皆丁寧。

マネージャーやシェフの情熱もすごい！！

ゲストにただ喜んで、楽しんでもらいたい！！という思いが溢れる

なんて気持ちの良い昼食なんだ。またすぐにでも味わいたい！

一度食べればわかります。この店は違う。他では味わえない料理！

ぜひ、長野県小谷村にお越しください！白馬・栂池観光と併せて！