星に願いを!しぶんぎ座流星群のシーズンが始まります
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スタッフ名:下村
しぶんぎ座流星群の観測期間は意外と長くて、今回は12月28日(月)~1月12日(火)にかけて見られ、観測のピークは、「1月4日(月) 午前3時頃」だそうです。
北東の空を見上げると北斗七星が見つけられると思います。そのすぐ近くにりゅう座やうしかい座があります。その3つの星座の間が放射点となっています。
北斗七星は探しやすいので、その方向を向いて空全体を広く観るのが流星をみつけるコツとなりそうです。
年末年始にかけて、寒さが厳しく観測条件も良くないようですが、三大流星群の一つでもある「しぶんぎ座流星群」の流星探しにチャレンジして、各自願いを込めてみませんか。
その際は、防寒をしっかりして、天候が悪い場合は早めに観測中止の判断をしてくださいね。
また茶臼山高原で観測する場合は、近隣の駐車場に車を停めるようにしてください。路上で駐車したり、入ってはいけないところで観測される方が最近増えています。マナーは守りましょうね。
掲載の画像は、国立天文台のページより引用しております。
ウェザーニュースより
しぶんぎ座は、18世紀の終わり頃にフランスの天文学者ジェローム・ラランドが名づけた星座の1つです。りゅう座・おおぐま座・うしかい座のあたりにあって、天体観測に使われた四分儀を元にした星座でした。1930年頃に星座の数が88個と決められた時に、しぶんぎ座は採用されなかったため、現在は存在しない幻の星座とされています。当時しぶんぎ座があった場所の近くに放射点があることから、今でもしぶんぎ座流星群と呼ばれています。
お天気ナビゲーター「しぶんぎ座流星群」
国立天文台 しぶんぎ座流星群の紹介ページへ