幻想的な氷の芸術”二ッ小屋隧道”の氷柱!
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スタッフ名:岩崎春平
皆さんこんにちは!いつも休暇村裏磐梯のスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。今回は前回のブログで紹介した“氷の芸術 氷柱”をピックアップし福島県にある有名な氷柱スポットをご紹介します。
二ッ小屋隧道(ふたつごやずいどう)
二ッ小屋隧道は明治から昭和にかけて山形県米沢市と福島県福島市を繋ぐ「万世大路」の一部であり、隧道とはトンネルを意味します。
1966年、現在の国道13号線の開通及び1972年頃の落盤により現在は廃道となっています。
そんな二ッ小屋隧道ですが、冬はトンネル内部の亀裂から垂れた水が氷柱となり美しい氷の芸術を見ることができます。
今回は国道13号線からトンネルまでの散策の様子と氷柱をご覧いただきます。
駐車場
二ッ小屋隧道は現在の国道13号線福島市側の「東栗子トンネル」の手前から向かうルートが一般的です。夏場はトンネル手前の駐車場に車を駐車できますが、冬は除雪車の旋回場となるため駐車ができません。800mほど福島市側に降りた場所にある駐車場から歩いて向かうのが良いです。
入り口
駐車場に車を停めて「東栗子トンネル」に向かいます。
トンネルが見えたら、トンネル向かって右側に入り口があります。
入り口に入ると多少のスペースがあるのでそこでスノーシューを装着します。
入り口から上り坂を登ると右手に大きな四角い建物が見えます(何の建物かは分かりませんが、、、)
建物が見えたらつづら折に方向転換。建物が左手に見えるように坂を上ります。
正面に見えるのが東栗子トンネル。
このあたりから右に入ります。
栗子トンネルを右手に坂を上ります。
写真左に見えるのが旋回場です。
散策路
坂を上りきると散策路の始まりです。
木々には道が分かるようにピンク色のテープが付いているのでそれを目印に進みます。
(私は夏場下見に来ているので道が分かりました。十分な下見のうえ、複数名で登ることをお勧めします)
トンネル
散策路を進むとトンネルが見えてきます。(多少迷いながらやっと辿り着きました)
入り口からここまでの所要時間は30分程度です。
トンネルはライト等が何もないので懐中電灯を持参すると良いと思います。
氷柱
いよいよ本命の氷柱とご対面です。
トンネル内に入るとすぐに氷柱があります。
想像していたものよりも大きく非常に綺麗です。
こちらの氷柱は全てトンネル入り口から100m~150m程の場所にあり自然光が届く距離にあります。
不思議な氷柱
周囲に落ちている氷柱の破片も非常に綺麗で、見惚れてしまいます。
いかがだったでしょうか。今回は福島県にある「氷柱スポット」を紹介させていただきました。
こちらも厳冬期の2月頃にしか見られないもの。
アクセス
注意事項
・道が分からない方はガイドの方もしくは同行者と散策し1人では立ち入らないでください。
・スノーシューの装着、暖かい服装で散策してください。
・除雪車の旋回場への駐車はおやめください。
・駐車場から入り口までは歩道がないので注意して歩いてください。
・トンネル内は頭上に氷柱があるため、氷柱の下には長居しないでください。
・トンネル内足元が凍結していますので足元に注意して進んでください。