猫又(ねこまた)の伝承が残る山へ
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スタッフ名:佐藤
裏磐梯ジオパークのサイトより引用
猫魔ヶ岳の伝説・信仰
猫魔ヶ岳の山頂から登山道を西方へ20分ほど進むと、雄国沼を見下ろす場所に「猫石」と呼ばれる安山岩の巨大な岩がある。方向によっては、大きな猫に大岩が覆いかぶさっているようにも見え、その昔、弘法大師がその法力によって化け猫を調伏(ちょうぶく)(※1)した姿ともいわれている。
江戸時代後期の『新編会津風土記』(※2)には、「磐梯山の西にあって高さは九十丈(約270m)周囲は二里(約7,850m)を計る。むかし猫又(ねこまた)が棲んでいたのでこの名が付いた。北の方に猫石という畳のような大石があって、その下には草木も生えず、掃除したように塵も埃もない。これは猫又が棲んでいたからである。」とあって、猫又の伝承を伝えている。一般に猫又とは日本の民間伝承や古典の怪談・随筆などにみられる猫の妖怪を指し、大別すると山の中にいる妖獣と、人家で飼われている猫が年老いて化けたものの2種類がある。日本各地にその伝承が伝わるが、猫魔ヶ岳は猫又伝承がそのまま山の名前になっている点でも珍しい。
こんな、伝説、伝承がある猫石を見てみたい!
思い立ったら即行動!!
眼下には猪苗代湖が見えます。
この写真のすぐ下には磐梯アルツスキー場があります。
猫魔ヶ岳山頂到着!!
片道約1時間30分
また、先へ進むと猫石があります。
猫石です。
2mくらいの大きな石です。
ここから雄国沼へも行くことができます。
もし、気になる方は登ってみてはいかがでしょうか?