本日は安曇野の道祖神についてお話をさせていただきます。
安曇野は約600体の道祖神があるとされ、単体としては市町村では日本一と言われています。
【道祖神】とは日本古来からあった生産、生殖の神として、五穀豊穣や子孫繫栄、縁結びの願いをかけたものと言われています。
また、旅人の安全を願ったり、村に悪いものが入るのをさえぎる護(まも)り神とも言われています。
向かって右側に男神、左側に女神が手を取り合って和合(わごう)の形を示すもの(双体象)が一般的ですが、600体もあると様々な道祖神を見ることができます。
一枚目の「水色の時」道祖神では歴史を感じる風貌とは裏腹にテレビドラマのセットとして作成されました。
・二枚目は餅つき(子宝)道祖神。夫婦円満の神として祀(まつ)られています。
・三枚目の道祖神は安曇野に点在する道祖神とは異なっており、砂岩で作られています。
・四枚目は健康長寿道祖神。
この道祖神は日本一大きくステンレス製となっております。
ステンレスは不変のため、生涯変わることなく楽しく健やかで長寿でありますようにと祈りを込めているそうです。
・五枚目は穂高駅前にある双体像。電車を利用して安曇野にいらした方々を見守ってくれています。
最後は東光寺内にある子育て道祖神。
こちらは数ある道祖神でも珍しく子供が男神と女神の間に立っています。
微笑ましい親子の姿が見られます。
安曇野にいらした際は、道祖神巡りをしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介させていただいた道祖神の他にも面白い発見があるかもしれません。