日本一長い信濃川の源流を辿る
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スタッフ名:神田
日本一長い信濃川は全長367kmあり、新潟県に河口があります。
この信濃川は長野県では千曲川(ちくまがわ)、犀川(さいがわ)と名前が変わり、
上高地から流れる梓川もこの犀川に流れ込みます。
千曲川の源流は山梨県・埼玉県・長野県の県境にある甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)にあります。
甲武信ヶ岳は三県の頭文字(甲州・武蔵・信州)が名前の由来となっております。
長野県川上村(高原野菜が有名です)にある登山口から千曲川の源流沿いをひたすら歩きます。
緩やかで歩きやすいのですが濡れていてよく滑ります・・・。
比較的幅のあった川が徐々に小さくなっていきます。
途中”なめ滝”などの見どころもありつつ登山口から3時間半ほどで水源地標に到着です。
源流を覗き込むと、地面から水が染み出ていました(写真3枚目)。
この水がここから367km先の海に流れるのかと思うととても不思議な気持ちになりました。
長野県で生活していると当たり前のように綺麗な川が流れていますが、源流はみんなこんなに小さいのですね。
この水源地標から急登を50分ほど登ると甲武信ヶ岳の山頂です。
良く晴れていて爽快でしたが、遠くの山には少し雲がかかり、
残念ながら富士山を見ることは出来ませんでした。
甲武信ヶ岳の登山口までは安曇野から高速道路利用で2時間ほどと、少し遠いですが
山梨県側にも、埼玉県側にも登山口があり、関東圏からのアクセスもしやすくなっております。
(千曲川の水源地は長野県側にあります。)
日本百名山のひとつでもありますので、登山が好きな方にお勧めの山となっております。
機会がありましたら是非源流の散策がてら登られてみてはいかがでしょうか。
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