クラシックと人形浄瑠璃
1,151 view
スタッフ名:リョウ
3月13日に洲本市文化体育館-文化ホール「しばえもん座」で行われた、「淡路人形浄瑠璃」と、NHK交響楽団弦楽三重奏の特別公演「N響の弦が歌い、人形が踊る」が見に行きました。
第一部の演目は人形浄瑠璃の「壺阪観音霊験記」沢市内より 山の段です。
この作は、人形浄瑠璃には珍しくハッピーエンドの物語です。
沢市は目がどうせ癒されない、自分と暮らしていてもお里は幸せになれないと絶望して、谷に身を投げています。後を追ってお里も身を投げますが・・・互いの思いは本当に涙に出る程美しいです。
第二部で演奏される作曲家は、19世紀ロマン派ドイツ歌曲の王と呼ばれるシューベルト及び18世紀ウィーン古典派を代表するモーツァルトです。
三重奏は古典楽派の中で最も小規模な演奏形態ですが、作品の内容は非常に濃く、聞き応えがありますよ。
そして、最後の曲は「さくらさくら」です。
演奏に合わせてお姫様の人形が桜の花を持って舞い踊り、まるで人間が踊っているようで、本当にとてもステキで、幻い演出と思います。
淡路島へお越しの際は、ぜひ淡路人形座に訪れてみてください!
淡路人形座
〒656-0501 兵庫県南あわじ市甲1528−1
TEL 0799-52-0260
FAX 0799-52-3072
営業時間 9:00~17:00
休館日 毎週水曜日