淡路島の誇るいぶし銀の瓦割に挑戦!
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スタッフ名:休暇村南淡路
みなさま、こんにちは
『淡路島に来たらやりたいこと10』に是非とも加えていただきたい体験を突撃取材してきました!
それは、淡路瓦の瓦割り体験道場(南あわじ市津井;休暇村から車で30分)です。
人生で瓦割りなどしたことがあるのは、空手を習っている人ぐらいと思いますが、
(有)谷池健司製瓦所では、未経験者でも、淡路島の誇る伝統工芸『淡路瓦』を割ることができるのです!
パンフレットには
憧れの瓦割り
瓦の前に立った時、味わったことのない緊張
割った後は、初めて感じる快感 が待っています と書いてあります。
道場の様子は次(↓)のとおりです!!
普通の瓦工場の2Fがときめきのカラテ・カワラ道場になっています。
アクセスの道は細いですが、駐車場も完備されているので問題ありません。
コロナ対策と、対応できる人数に限りがあるので要予約でお出掛けください!
瓦は、スリットの入った割れやすいタイプ、普通のタイプなど3種類が用意されているので、最高齢の挑戦者は92歳、お子様や女性の方でも10枚ぐらい割ることができるとのこと。 私なんか無理無理と思っている方こそおすすめです。
コスチュームも各種揃えてくださっているので、ブルースリーのスーツや空手道着を着るとテンションも上がります↑。
いざ、瓦割へっ!
えいっ
瓦を割る前の自分と、割った後の自分では、確かに違う自分であるような気がしました。
粉々に粉砕された瓦は、グラインダーでさらに粉にされ、焼物の釉薬などに活用されるので、瓦礫として無駄にならないのもエコです。
挑戦者、求む!
みなさまも是非、ここ淡路島で『淡路瓦を叩き割る』経験をしてみてはいかがですか!?
詳細はこちらまでお問い合わせください。
瓦割り道場(有限会社 谷池健司製瓦所)
南あわじ市津井1764
営業時間9:00~16:00 定休日;日曜不定休 【要予約】
http://karatekawara.com/ WEBは「空手瓦」で検索
~淡路瓦・うんちく情報~
兵庫県の淡路地方(淡路島)で生産される粘土瓦で、三州瓦、石州瓦と並ぶ日本三大瓦の一つです!
淡路瓦の特徴は、美しい銀色のいぶし瓦でその生産量は全国一を誇ります。
1613年(慶長18年)に池田忠雄が由良成山城を普請した際、播磨国から播州瓦の名工・清水理兵衛を招いて瓦を作らせたのが最初で、その後、松帆・尾崎・阿万・釜口、更には津井(瓦業の中心地)等、南あわじ市一円に伝わった400年の歴史をもつ淡路島の伝統工芸です。 奈良・京都に近く、海運で容易に瓦を運ぶことができたため、関西圏の神社仏閣のには多く淡路瓦が使用されています。
淡路瓦は、多機能瓦で昨今注目を集めています。耐震性・耐火性・耐久性・耐水性・通気性・断熱性に加え、圧力に強く、劣化しにくいと、いいとこ尽くめの建材でもあります。
淡路島では、家に魔のモノが侵入しないよう“鬼瓦”を掲げることが風習として残っています。