ウグイスは全長15.5㎝~13㎝ぐらいの鳥で、オスとメスが同じ色なんですが、メスはオスより2㎝ほど小さいのが普通です。日本では全国の平地から山地の林やその周辺にある藪で繁殖します。秋冬には山地のものは平地へ下ってきます。この休暇村南阿蘇では春ごろ見られます。いつもヤブの中にかくれていて姿を見せないことが多いのですが、声ははっきりきこえます。「ホーホケキョ」と鳴くのは早春ということになっていますが、山登りをする人なら、「ホーホケキョ」は春先から盛夏まで聞くことができます。
早春、人里で上手に「ホーホケキョ」と鳴く練習をしていたウグイスは、春の深まりとともに山へ帰って、巣づくりをするのです。また、オスが繁殖期に出す声のひとつを「谷渡り」といい、警戒を意味するといわれています。
エナガは全長13.5cmぐらいの小さな鳥です。綿を丸めたようなからだに長い尾羽がついた、かわいらしいシジュウカラに近い仲間と見られます。平地にも山地にもすみ、繁殖期にはコケを集めて木の枝に球形の巣をつくり、外側にクモの糸でウメノキゴケを貼りつけ、内部には鳥の羽兎の毛などを敷くという凝りようです。繁殖期はふつうオスとメスのつがいとなりますが、エナガはこの時も群れのままでいて、ヒナにはつがい以外の鳥もエサを与えて子育てに参加する、いわゆるヘルパーをする現象が見られます。
日本では北海道から九州までの平地から低山地の林にすんでいます。ウグイスと同じく、南阿蘇では春に見れる鳥です。
この小鳥たちは休暇村の園地、野草園とキャンプ場の近く等で見られます!
ビジターセンターでも詳しい情報を得られます!